漢方診療センター


小川 恵子教授

特任教授 小川 恵子

ご挨拶

漢方医学は古代中国医学が起源ではありますが、1500年以上の歴史を持つ日本の伝統医学です。日本で蓄積された臨床経験をもとに独自の理論が形成され発展してきたことから、日本人に適した伝統医学であると言えます。

漢方医学には、湯液(漢方薬)、鍼灸、按摩が含まれます。特に漢方薬は昭和中期から保険医療に組み込まれ、日本は伝統医学と現代医学の両方の視点で患者さんを診る、世界で唯一の伝統医学先進国となりました。

しかし漢方医学では同じ病名の患者さんでも、個人の体質によって適する処方が異なるなど現代医学的な観点では評価しにくい側面があり「理解が難しい」「エビデンスが不十分である」という意見もあります。

効果的な漢方治療を安全に行うためには、漢方医学をきちんと習得した人材の育成と、効果や安全性を明らかにする研究を続けることが必要です。この漢方診療センターがそのような教育と研究の拠点となり、患者さんのお役に立つものとなるよう全力を尽くしたいと思います。

専門分野

  • 漢方医学
  • 外科
  • 小児外科
  • 脈管奇形

認定資格

  • 日本東洋医学会指導医
  • 日本外科学会専門医
  • 日本小児外科学会専門医

所属学会

  • 日本血管腫血管奇形学会
  • 日本臨床栄養代謝学会
  • 日本臨床腫瘍学会
  • 全日本鍼灸学会

経歴

1997 名古屋大学医学部卒業
1997 名古屋第一赤十字病院にて外科研修
2002 名古屋大学医学部小児外科 医員・大学院生
2004 名古屋大学大学院医学研究科博士課程 博士号取得
2004 名古屋第二赤十字病院 小児外科常勤医
2005 あいち小児保健医療総合センター 医長
2006 あきば伝統医学クリニック 常勤医
2007 千葉大学医学部附属病院和漢診療科 医員
2011 金沢大学附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科 和漢診療外来 特任准教授
2015 同 漢方医学科 臨床教授
2021 広島大学病院 総合内科・総合診療科 漢方診療センター 特任教授