大学院のご案内

●臨床・基礎研究を通じて医師としての視野を広げませんか?

卒後研修3年以降の医師を対象とし、4年間の臨床研究または基礎研究の成果を一定基準以上の英文雑誌に掲載されることを目標としております。
このための実験施設や指導は責任をもって提供いたします。

具体的な研究成果や、研究内容に関してはこちらをご覧ください。

総合研究科の業績▶︎

●進学までの流れ

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●よくあるご質問

Q. メリットは?

医師としての価値と博士号の有無は関係ありませんが、市中病院の中には役職の選定の際に博士号が必要なことがあることも否めません。また、研究を行うことは医療現場において医師としての視野が広がることは間違いありません。その後の進路を決める際に、幅広い人脈を得ることができ、さらに研究の継続や留学などの選択肢も広がります。

Q. 臨床はどのように行いますか。

当科では、研究と同時に臨床面においてもスキルアップを図っていただけるようにプログラムを組んでおります。このため、外来患者さんの初期診療や入院患者さんの集学的治療を学ぶことが可能です。また、外勤などを通じて初期診療に必要な様々な検査治療手技を経験していただき習得できます。

Q. 開業医の者でも入学できますか?

社会人枠での大学院に入学可能です。開業医としての日常診療が終了後に大学に来ていただき研究に従事します。受講必須な授業は夜間に行われます。一般の大学院生より時間の制約がありますが、総合診療科として上記の目標を達成できるよう出来るだけの援助をします。

Q. 給料など経済的な面が心配です。

市中病院・診療所などに外勤していただき、経済的に心配する必要がないよう配慮いたします。具体的な外勤の手当てなど詳細につきましては下記までご連絡ください。

Q. 大学院入学=入局を意味しますか?

入局と進学は関係ありません。総合診療科スタッフ一同は純粋に、研究に興味があり、やる気のある方と一緒に仕事がしたいと思っています。また、大学院卒業後の進路に関しては全くの自由ですが、希望があればその後のお手伝いもさせて頂きます。

Q. 留学を希望しているので大学院に行くべきですか?

現在ほとんどの場合、臨床留学でなく研究留学です。これは留学先の中心となるアメリカでは日本の医師免許では患者さんに直接医療行為ができないこともその理由のひとつと考えられます。このため、留学をする場合は、一定基準以上の研究・実験の知識や英語力を必要とするため、留学に際して大学院を卒業することをお勧めします。総合診療科は海外の多くの研究機関・病院と提携があり、これまで多くの研究者の派遣を行っています。