宮森先生の論文がBMC Psychiatryに掲載されました
投稿日:2025.07.29
この度、宮森先生らの研究論文が、 精神医学分野のQ1ジャーナルである『BMC Psychiatry』に掲載されました。
論文タイトル:『Impact of COVID-19 on antidepressant prescription: a matched cohort study using the National insurance claims database in Japan』
本研究は厚生労働省の革新的自殺研究推進プログラムの支援を受け 、 自殺予防対策につながる重要なエビデンスを提供する目的で実施さ れました。
当研究室が培ってきた医療ビッグデータの解析力を活かし、 日本のナショナルデータベースを利用して約250万ペア( 合計1,600万人) を対象とした大規模マッチドコホート研究を実施しました。 COVID-19感染者グループでは、 非感染者グループに比べて抗うつ薬の新規処方が有意に増加し( 累積発生差:841件/100万・人月、発生率比(IRR): 1.56[95%CI:1.54–1.58])、 特にセロトニン拮抗・再取り込み阻害薬(SARI) での増加が顕著でした(IRR:2.18[95%CI:2. 11–2.25])。さらに、65歳以上の高齢者(IRR:2. 02[95%CI:1.98–2.07])や、 Charlson併存疾患指数(CCI)が高い方(IRR:1. 82[95%CI:1.77–1.88]) で特に処方の増加が見られました。
COVID-19感染後のメンタルヘルス問題、 とりわけうつ病や不安症状などは多くの方が直面する深刻な課題で す。本研究の成果が、 問題の早期発見と効果的な介入につながることを願っております。
本論文はオープンアクセス(OA)として公開されており、 どなたでも自由にアクセスし、詳細をご覧いただけます。
研究成果はこちらからご確認ください。
https://bmcpsychiatry. biomedcentral.com/articles/10. 1186/s12888-025-07172-w
https://bmcpsychiatry.
今後とも皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

