ひろしま総合医交流フォーラム2025が開催されました!
投稿日:2026.03.17
2026年3月14日(土)、広島県医師会館にて「ひろしま総合医交流フォーラム2025」を開催いたしました。本フォーラムは、広島大学病院総合診療医センター(ひろしまCGM)および広島大学病院総合内科・総合診療科同門会の共催により、総合診療に携わる医師・専攻医が一堂に会し、学びと交流を深めることを目的として実施したものです。
第1部では、専攻医によるポートフォリオ発表会を行いました。ポートフォリオは、日々の診療経験を振り返り、自身の気づきや学び、今後の成長につなげるための重要な教育ツールです。当日は、多職種連携、終末期医療における意思決定支援など、総合診療の本質に関わる多様なテーマが提示され、各発表に対して活発な議論が行われました。発表と質疑応答を通じて、専攻医一人ひとりの臨床的成長が共有されるとともに、指導医からの多角的な視点によるフィードバックが行われ、教育的意義の高いセッションとなりました。






第2部では、同門会員による活動報告・発表が行われました。各医療機関における診療・教育・研究の取り組みが紹介され、地域における総合診療の実践の広がりと多様性が示されました。大学病院、市中病院、診療所それぞれの立場からの発表を通じて、施設間の連携や相互理解が深まり、地域全体で総合診療を支えていく意義が改めて共有されました。



また、本フォーラムでは参加者による投票に基づき「Most Impressive賞」を選出し、特に印象的であった発表を顕彰しました。加えて、発表者全員の取り組みを評価し、努力を称える形での表彰も行い、学び合いと相互承認の文化を大切にする場となりました。
第1回の取り組みということで、運営がスムーズにいかない点もありましたが、症例や知識の共有にとどまらず、診療経験を通じた学びや成長のプロセスを言語化し、共有することにより、総合診療医としての専門性を深める機会となったのではないかと思います。これからも、所属や立場を越えた交流の場を提供し、地域における総合診療のネットワークが広がるよう取り組みを継続してまいります。

