社会に必要とされる医師に

少子高齢化が急速に進むわが国では、医療や介護を必要とする高齢者がますます増加する一方です。医療の現場も大きく変化しており、医師不足や地域、診療科による医師の偏在は重要な課題となってきています。また、インターネットなどの発展により一般の方でも医療情報に簡単にアクセスできるようになりましたが、情報を取捨選択して自分の健康に役立てるためにはその助言者となる医師が必要です。

そうした社会の変化に対応すべく2018年に新しい専門医制度とともにスタートしたのが「総合診療専門医」です。2021年に一期生が誕生したばかりでまだまだ仲間の少ない分野ですが、それだけに大きな可能性を秘めていることは間違いありません。

私たちと一緒に、社会に必要とされる「総合診療専門医」をめざしませんか?

総合診療専門研修とは

総合診療専門医には、以下の7つの資質・能力が求められています。

  1. 包括的統合
    アプローチ
  2. 一般的な
    健康問題に対する
    診療能力
  3. 患者中心の
    医療・ケア
  4. 連携重視の
    マネジメント
  5. 地域包括ケアを含む
    地域志向アプローチ
  6. 公益に資する
    職業規範
  7. 多様な診療の場に
    対応する能力

馴染みのないことばもあるかもしれませんが、
心配ありません。
3年間の専門研修(表)を終了すればこれらの能力がおのずと身についているはずです!

(表)3年間の研修内容

領域 研修施設 期間
総合診療Ⅰ 診療所・小規模病院 6ヵ月以上 合計18ヵ月以上
総合診療Ⅱ 病院の内科・総合診療科 6ヵ月以上
内科 病院の内科・総合診療科 6ヵ月以上
小児科 病院の小児科 3ヵ月以上
救急 救命救急センターなど 3ヵ月以上
(その他) 6ヵ月まで
合計36ヵ月

3年間の総合診療専門研修が終了した後は、

  • 内科専門医を取得する
  • 家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会)を取得する
  • 病院総合診療専門医(日本病院総合診療医学会)を取得する

など、個人の希望に応じたオプションの研修を行うこともできます。

広大総診の専門研修プログラム

大学病院×23の連携施設

広島大学病院を基幹施設とする24の施設群において、多様なセッティングでの研修を提供します。外来、病棟、さらに訪問診療を通して多数の患者さんを診療するなかで、年齢や重症度を問わない診断・治療、心理的要因や社会的背景を考慮したゴール設定、困難症例への対応など様々なスキルを身につけることができます。

また、手技についても超音波検査(腹部・頸部・心臓)や消化管内視鏡(上部・下部)など外来診療でよく用いる手技から、各種穿刺(胸腔、腹腔、腰椎)、CV挿入など病棟診療で必須な手技までを幅広く身につけることができます。

Hospitalist × Family Physician

一口に総合診療医といっても活躍の場はさまざまです。

総合診療医

ホスピタリスト

入院患者に対する
効率的かつ質の高い医療の提供

「病院家庭医」

家庭医

地域のかかりつけ医

ホスピタリスト(Hospitalist)

病院において、入院患者のかかる問題に包括的に対応し、必要に応じて他診療科と連携しながら効率的かつ質の高い医療を提供します。

家庭医(Family Physician)

患者とその家族の健康全般を支える「かかりつけ医」。地域医療の中核的存在であり、病気の診断・治療だけでなく、健康増進や予防医療にも力を注ぎます。

近年では病院を主な診療の場としながら、家庭医療の理念やアプローチを取り入れて患者を包括的に診療する「病院家庭医」も注目されています。

広大総診のプログラムには、ホスピタリストの指導医も家庭医の指導医も多数所属しており、両方の視点から豊かな経験と深い知識に基づく指導が可能です。

個別のサポート×チームで成長

広大総診は専攻医を決してひとりきりにしません。

メンター制度

各施設の直属の指導医とは別に、3年間を通して指導にあたる「メンター」をつけ、仕事上の相談だけでなくプライベートの相談までできる環境をつくっています。

レジデント・デイ

専攻医、指導医が定期的に集合し行う勉強会。専攻医の自主性を重んじて、和気あいあいとした雰囲気で行っております。

また、プログラム責任者が各専攻医と定期的に面談を行い、研修の進捗状況の把握、プログラムに対する要望の拾い上げ、キャリアプランの相談などを行えるよう努めています。

個々の専攻医に対するサポートを
しっかり行いながら、
指導医と専攻医がチームとなって成長していく
土壌が広大総診にはあります。

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