第7次日本臨床疫学会において優秀口演賞を受賞した研究成果が公開されました!

 このたび、広島大学病院 総合内科・総合診療科の研究チームは、 「COVID-19パンデミック中における肺炎球菌(S. pneumoniae)およびインフルエンザ菌(H. influenzae)の抗菌薬感受性動向の評価:全国抗菌薬耐性データベースを用いた中断時系列解析」 を Journal of Infection and Public Health に発表しました(DOI: 10.1016/j.jiph.2025.102707)。
 本研究では、COVID-19パンデミック中の感染対策が、飛沫感染を主とする S. pneumoniae と H. influenzae の発生率および抗菌薬感受性に与えた影響を評価しました。全国の医療機関からのデータを用いた結果、両菌の検出率は減少したものの、抗菌薬感受性の大きな変化は認められませんでした。一方で、H. influenzae に対するスルバクタム/アンピシリン(SBT/AMP)の感受性がわずかに上昇 する傾向が観察されました。
 この研究は、日本の感染症サーベイランスデータを活用し、感染症流行と抗菌薬耐性の関係を解明する重要な一歩となりました第7次日本臨床疫学会において優秀口演賞を受賞 した報告でもあり、抗菌薬耐性対策の今後の方向性を考える上で貴重な知見を提供します。
 詳細は、上記DOIリンクより論文をご覧ください。今後も感染症制御と抗菌薬適正使用の推進に貢献できるよう、研究を進めてまいります。

第30回日本病院総合診療医学会学術総会が終了いたしました!

 当科の伊藤教授を会長とした第30回日本病院総合診療医学会学術総会が2月22日から24日までの3日間にわたり広島国際会議場で開催され、多くの参加者を迎え盛会のうちに終了いたしました。

 本会では、日本プライマリ・ケア連合学会の「若手医師のための家庭医療学冬期セミナー」との合同開催という初の試みが実施され、世代を超えた活発な議論や交流が生まれ、学びの機会が一層充実したものとなりました。一方で、開催期間中には寒波の影響で悪天候となり、交通機関の乱れによってやむを得ず予定を切り上げて帰路につかれた参加者もいらっしゃいました。そのような状況の中でも多くの方々に最後までご参加いただき、深く感謝申し上げます。

 無事に学会を終えたことに安堵するとともに、本学会が皆様にとって有意義な学びと交流の場となったことを願っております。

 最後に、ご参加いただいた皆様、ご講演・ご発表いただいた先生方、開催にご協力いただいた関係各所の皆さまに心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

第30回日本病院総合診療医学会学術総会まで1週間を切りました!

 2月22日~24日の3日間、当科の伊藤教授を会長とした第30回日本病院総合診療医学会学術総会が広島国際会議場で開催されます。 

 研修医や若手医師を対象としたセッションも多数ご用意しています。

 多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。本学会が盛会となり、皆様が充実した学びと交流の機会を得られることを願っております。どうぞお気をつけてお越しください。

 特設サイトはこちら →https://med-gakkai.jp/hgm30/

重信先生、濱浪先生の福島出向報告

 本学では2018年4月から2次救急医療の拠点として開院した福島県富岡町双葉地区の県ふたば医療センター附属病院での診療を支援し、福島復興に協力しています。当科からは2024年10-11月に重信先生、12月に濱浪先生が出向し、このたび1月22日に病院長に活動報告を行いました。2人ともお疲れ様でした!

 

 活動報告の様子:https://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/news/88509