COVID-19感染後の結核発症リスクに関する研究成果が Journal of General and Family Medicine に掲載されました
投稿日:2026.06.18
このたび、当教室の研究成果が国際学術誌 Journal of General and Family Medicine に掲載されました。
本研究では、 日本全国の医療保険データベースを用いて約310万人のCOVI D-19感染者と非感染者を傾向スコアマッチングにより比較し、 COVID-19感染後の結核発症リスクを評価しました。 その結果、COVID- 19感染者では活動性結核治療開始リスクが約4倍高く、 特に結核既往歴を有する患者では約15倍に上昇することが明らか となりました。
本研究は、COVID- 19が結核再活性化や新規発症の誘因となる可能性を示す大規模な 疫学的エビデンスを提供するものであり、 感染後フォローアップや結核対策への応用が期待されます。
論文情報
Miyamori D, Ikeda K, Nagasaka S, Ito M.
COVID-19 as a Potential Trigger for Tuberculosis: Insights From a Large-Scale Japanese Insurance Database Analysis
Journal of General and Family Medicine. 2026;27:e70139.
研究のポイント
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日本の大規模医療保険データベースを用いた全国規模の解析
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COVID-
19感染者309万7422人と非感染者309万7422人を比 較 -
COVID-19感染後の活動性結核治療開始リスクは約4倍(
HR 4.14, 95%CI 3.51–4.89) -
結核既往歴のある患者ではリスクが約15倍(HR 14.7, 95%CI 5.35–40.2)
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入院を要しない比較的軽症のCOVID-
19患者でもリスク上昇を認めた

